半月板損傷にも再生医療でリスクのない治療が可能に

半月板は1度すり減ると修復は不可能とされてきましたが、東京医科歯科大再生医療研究センターは、半月板損傷の患者の膝関節から幹細胞を採取して培養した後、損傷部分に移植して再生させる「半月板再生医療」の治験を平成29年8月から始めました。

reaf 半月板損傷とは

説明する医師

半月板は膝関節の大腿骨と脛骨の間にある軟骨で、名前の通りC型の形状で外側と内側にあります。膝に加わる荷重に対するクッションの役割があり、これが損傷すると曲げたり伸ばしたりする際に、痛みを感じたり、水(関節液)がたまることもあります。

半月板損傷の原因は、強い衝撃が主な原因ですが、加齢による変性も原因として挙げられますので、40〜50代以降は損傷しやすい状態とますので注意が必要です。

reaf 「半月板再生医療」の治療内容について

今回の治験では、半月板の損傷が激しく切除術が必要な患者10人を選び、膝関節を包む滑膜の一部を抜き取り、そこに含まれる幹細胞を約2週間培養し損傷部分に注入、組織の再生を促します。幹細胞を注入後は約1年間、MRIによる検査などで経過観察します。

なお、これまでに行われた臨床試験では、術後1年で半月板の再生が見られ、関節痛などの症状が改善されたそうです。

reaf 半月板再生医療のメリット

半月板損傷はリハビリや投薬で改善できない場合、手術で損傷部分を切除しなければなりません(血行のある辺縁部の損傷に限っては縫合術も可能)。

損傷部分を切除した場合、症状は改善しますが、関節軟骨に負担がかかりやすくなるため、変形性膝関節症を発症するリスクが伴っておりました。しかし患者の膝関節から採取した幹細胞を使った再生医療では、そのようなリスクがなく、手術の痛みや術後の傷が残らない治療が可能となります。

この新しい治療法を希望する患者さんは全国にたくさんいらっしゃることと思いますが、東京医科歯科大は、5年後に国の薬事承認を目指したいとのことです。

(2017/8/6)

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管理人・高橋

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